四苦八苦という言葉を聞いたことがあると思います。
では、四苦(つまり4つの苦しみ)ってなんだかわかりますか?
四苦とは「生老病死」のことを言います。
この世に生き物として生まれたからには
●生きる苦しみ ●老いる苦しみ ●病気の苦しみ ●死ぬ苦しみ
を誰もが持って生まれます。
ちなみに
- 愛別離苦(大好きな者と別れなければならない苦しみ)
- 怨憎会苦(大嫌いな人と出会わなければならない苦しみ)
- 求不得苦(求めるものが得られる苦しみ)
- 五蘊盛苦(心身から湧き上がる苦しみ)
この4つを足して八苦となります。
少し語呂合わせではありますが四苦八苦を掛け算に置き換えてみます。
四苦 = 4×9 = 36
八苦 = 8×9 = 72 足せば108となります。
108・・・何か見覚えのある数字ですよね!
そうです。煩悩の数となります。人は煩悩を持って生きている限り四苦八苦する修行僧のような存在なのかも知れませんね。
では特に何に苦労するのでしょうか?
生きている間も必要で
老いてからも必要で
病気の時も必要で
死んでも必要なものってわかりますか?
それはお金ですよね。お金のある人はある人なりの苦労があり、無い人にはないなりの苦労があります。
ファイナンシャルプランナーはこのお金の四苦八苦を少しでも軽減する役割を果たしています。